2012年12月29日

初体験、パフォーマーにお金を

先日たまたま行ったショッピングモールでパフォーマーがショーをしていた。
大道芸人はこれまでに何度も見てきたけど、
そこで初めてお金を払った。

彼がやっていた技が確かにすごかったのもあるけど、
うまいこと引き込まれてしまった。
思い返すとかなりお客さんの心理をついていたかなと。

①近づける
最初は広めに場所を囲っていたのを
近くでないと見れない技をするということで
枠を狭くしてお客さんを近づかせ、座らせる。
心の距離が近づいたり、立ち去りにくくさせる効果ありそう。

②価値を伝える
世界大会に出て優勝している、と自分の技を説明する。
アポロシアターとか世界レベルと聞くと希少価値を感じる。

③一体感、盛り上がり
前フリで「オー」という練習をして一体感を作る。
これは盛り上がってパフォーマーのためと思いきや、客の側も楽しくなる。

④くぎをさしておく
最後に自己紹介するところまで聞いていって、
すぐに立ち去らないでと最後の技をする前に言っておく。

⑤応援のお金を求める
最後の挨拶で直近の世界大会で負けて悔しい思いをした、
渡航費もかかると言ってくるので、応援したいと思ってお金が出る。


実際かなり面白かったし、途中で去る人も少なかった。
終わったときに隣の人は2,000円を財布から出していたし、
自分も自然と財布に手が伸びて払ってあげる、というより払いたいという感じだった。

高い壷を買わされるときもこんな感じなのかなぁ。


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Posted by ファンタヂスタ at 00:28│Comments(0)雑談
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